ボディケアの基礎知識　凝りとは！？

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今日はボディケアの基礎知識　「凝り」についてお話しします。

凝りとは！？

筋肉が緊張して固くなり、血液循環も悪く、筋肉内に古い血液が滞る「うっ血」の状態と言われています。

正常な筋肉は、柔軟で弾力性に富み、その筋肉には血管を通り絶えず酸素と栄養素が供給されています。

そして、筋肉の収縮運動により消費された酸素や栄養素は二酸化炭素と水と老廃物になり血管を通り筋肉外に排出されます。

しかし、何らかの原因で筋肉に凝りが生じ、血管が圧迫されると酸素と栄養素は入って来にくいうえ、二酸化炭素と老廃物も排出されにくくなります。

そして、凝っている状態が続き慢性的になると、今度は二酸化炭素の蓄積と神経への栄養不足により、脳に伝えるべさ信号が正常に働かなくなります。

その結果、脳は筋肉から信号を受け取ることが出来なくなり、凝りを感知できなくなるのです。

＜原因＞

筋肉が凝る原因は多種多様ですが、代表的な例として下記のようなものがあります。

1:「不良姿勢」・・・猫背、横座り、あぐら、足を組むなど不良姿勢が長時間続くと、その姿勢を維持するための筋肉が疲労をおこし、凝りの原因となる。

2:脳がストレスを感じると、副神経が支配する僧帽筋や胸鎖乳突筋緊張し、この状態が続くと関連した部分が凝りの原因となる。
3:「噛み合わせ」・噛み合わせに問題があると、その影響は”関節の歪みを生じさせ、その状態が長く続くと、顔、肩、首の筋肉が凝る原因となる。
4:「筋肉疲労」・・ウエイトトレーニングや他のスポーツなどで、特定の筋肉を長時間使い過ぎると、筋肉中に老廃物が滞り懲りの原因となる。また、乳酸は筋肉を硬化させ神経を刺激し、その信号は脳で痛みや懲りと感じることもある。
5:「筋肉を使わない」・・筋肉は適度に使うことによって、その柔軟性が保たれているが、筋肉を長期間使わないでいると、委縮をおこし懲りの原因となる。
6：打撲・ケガ・外傷：打撲やケガなどにより筋肉に外からの衝撃が加わると、内臓などの重要な器官を守る為に、筋肉は収縮し、その状態が長く続くと懲りの原因となる。
7:「冷え」・・冷えは、体が体温を外に逃がさないように毛穴を開め、立毛筋や体表の筋肉を収縮させるため、凝りの原因となる。
8:「体表内臓反射」・内臓に問題があると、首、肩、背中、腰など体の特定な部位に、反射としで凝りが生じる場合がある。また、凝りをほぐすことで、その原因となる内臓の働きが整う事も確かめられている。