胃腸に優しい4つの食習慣 by田口
こんにちは。セラピストの田口です。
今回は胃腸の弱い方にむけて、食生活の改善点をまとめています。
胃腸の弱い方には様々な要因が考えられますが、主な改善法としては
●生活習慣を整え、十分な睡眠をとる。
●適度な運動で、血流を良くする。
●ストレスを溜めない生活を心がける。
などがあります。
それに加えて、食生活の面からでも出来ることがあります。
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胃腸に優しい4つの食習慣
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㈰1日3食・腹八分目
1日3食というのは、食事の回数よりその間隔です。
空腹が長時間続くと胃液が胃の粘膜を刺激してびらんや潰瘍ができやすくなります。
また、食事を抜くと1回の食事量が多くなり、
胃腸が入ってきた食べ物を処理しきれず負担がかかってしまう。
5~6時間あけて食事を取るのが体には一番いいようです。
㈪咀嚼の回数を増やす・ガムを噛む
胃腸の悪い人は、粥などのやわらかいものを摂取する方がいいとされていますが、
特別状態の悪いときを除く平常時には、かえって硬い飯を良く噛んだほうがよいようです。
噛むことで唾液と食物が混じり合い、消化吸収されやすくなります。
それが十分でないと胃は余分に働くことになりますので、噛むことが消化の第一歩というわけです。
一口30回が目標ですが、無理な場合は飲み込もうと思ってから、もう5回噛んでみてください。
また、唾液を分泌しやすいガムを食後に噛むのもおすすめです。
㈫空腹時には、刺激物を控える
空腹時、コーヒー・アルコール・タバコを摂るのは要注意です。
朝食を抜いたままたばこやコーヒーに手を出すことは、胃への拷問のようなものといえます。
揚げ物なども、どうしても食べたい時は、大根おろしやレモンなど
消化酵素の多い食材を一緒にとるようにしてください。
㈬消化を助ける食品を積極的に摂る
食べて胃を整えるには、胃酸の分泌量を適量に調整し、
胃や腸の消化吸収をスムーズにしてくれるものを食べるのが最適です。
胃弱によいとされる食材は
サケ、鶏肉、豆腐、キャベツ、ヤマイモ、大根、
にんにく、しょうが、しそ、梅干、
納豆、漬物、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品類はそのままでも。
野菜はサラダではなく、温野菜を食べるように心がけます。
基本的に、蒸したり煮込み料理などがお勧めです。
飲み物は温かいもの、就寝前のホットミルクもお勧めです。
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今は胃腸に心配のない方でも、負担のかからない食事をすることで
いつまでも健康な胃で楽しい食生活を送ることが出来ると思います。
ぜひ取り入れてみてください。
田口