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第156回芥川賞・直木賞(田口)

第156回芥川賞・直木賞の受賞作が発表されました!!

 

こんにちは。

大阪出張マッサージ一休のセラピスト田口です。

今年も芥川賞・直木賞の受賞作が発表されましたね。

2017年の芥川龍之介賞に山下澄人さんの『しんせかい』が選ばれ、

 

 

恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎刊)が、直木三十五賞を受賞しました!

 

 

 

恩田陸さんのいちファンとして、とっても嬉しいニュースです( ´͈ ᗨ `͈ )◞

今回が6度目の直木賞ノミネートとなる恩田さん。構想から12年、取材11年、執筆7年という渾身作での受賞ということで、全く関係のないただのファンの私でも感無量というか、何というか…

本当におめでとうございます!!

 

恩田陸さんの作品は、『夜のピクニック』や『六番目の小夜子』など、学園ものなどが多数映像化され、ご存知の方が多いと思います。ですが、ジャンルの枠にとらわれず、ミステリー・ホラー・SF、またはクロスジャンルの作品と幅広く執筆されているので、新しい作品を実際に手に取るまでどんな話か予想がつかず、今回はどんな話なんだろうといつもワクワクさせられる凄い作家さんです。

 

特に郷愁を誘う情景描写に巧みで「ノスタルジアの魔術師」と称され、私も、懐かしいような、怖いような悲しいような気持ちにさせられる不思議な文章に魅せられたひとりです。

そんな訳で、沢山ある作品の中から私のオススメの恩田陸さん作品を3つ紹介します。

 

◼三月は深き紅の淵を◼

鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に二泊三日の招待を受けた。

彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、十年以上探しても見つからない稀覯本『三月は深き紅の淵を』の話。

たった一人にたった一晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。

 

 

◼木曜組曲◼

耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げてから、四年。

時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。

ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。

 

なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、いつしか告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。

はたして時子は、自殺か、他殺か―?気鋭が贈る、長篇心理ミステリー。

 

 

◼禁じられた楽園◼

平口捷は、若き天才美術家の烏山響一から招待され、熊野の山奥に作られた巨大な野外美術館を訪れた。

そこは、むせかえるような自然と奇妙な芸術作品、そして、得体の知れない“恐怖”に満ちていた……。

現代の語り部が贈る、幻想ホラー超大作。

 

どの作品も、夜、皆が寝静まった時間にひとりでじっくり読むことをおすすめします。

是非この機会に、恩田陸ワールドにハマってみてくださいね(*´◡`*)

 

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